2020-01-01から1年間の記事一覧
冷たい空気の中で 陽の光で熱くなった髪の毛を 少しどかして あたたかいラテを飲む 深緑の向こうの真っ青が とても冬らしいと思う 冷たくなった指先で スマホを打つ 次の行先に 向かうか考える
これは教育と学びの本である。 ある小説で登場人物の男子高校生が、「あの本は面白い......」と呟くものだから、これはいつか必ず読もうと思っていたのだ。 本屋や古本屋で面白そうな本を手に取るのも良いけれど、本から本を、人から本を紹介されることにな…
何故だか満たされぬなにかを抱えて どうしたらそれらが解消されるかを探しながら でも日々のプロセスを辿るために時間を決めて 解決の糸口は見えぬまま今日も眠りにつこうとしている 読めば良いのか、書けば良いのか、 頭ではわかっていてもなにも手につけら…
物語の終わりは、何度読んでも、 それが好き終わり方であるほどに、 ため息なようなひと息が、 お腹の底から出ていくようで。 終わってしまう切なさと、 駆け抜けるような長い旅の終わりを、 今一度噛み締めているからでしょう。 昨日、課金しまくって読み終…
昨日は、晴れた夜空から煌々とまんまるな月が見えた。 一昨日は、警備員のおじいさんに「今日は中秋の名月ですが、見えませんな」と粋な感じで声掛けられて、たしかに見えなくて少し残念だったけど、思い出して夜空を見上げて歩いたのは良かった。 開けた場…
日常的に遠くを見ることが減り、 視線が下がったことで手の届く範囲で生きている気がする。 でも元々人間はそうだった生き物だろうと、 高い所に身を置くようになったのはここ最近の話で、 バベルの塔が神話になるくらいだから、 人間は罪深いとか言われるの…
自由に 自由に 雨よりも晴れが好きだけど、 これくらいの小雨なら悪くない かもしれない 少し歩いて 少し立ち止まって 効率よく 計画立てて できるようにしてきたけど もうすこし自由に 自由に 重い足取りも 風に流されるように 軽くしていって もうすこし …
文庫版4冊を、一気に読んでしまったので、一気に感想を書きたいと思います。 面白いです。それに尽きます。 出会いのきっかけは、ある芸能人のインスタでした。「翼を持つ少女」の文庫版表紙が載って、面白かったと紹介されていました。 その方の読書傾向も…
窓の向こう、 道を挟んだ十数メートル離れたマンションの、 こちらより少し高い階のベランダ 干された掛け布団が風でめくれあがったまま でもそれより気になるのは ベランダのフチに時々出てくるタオルの端っこ 風の強い日 青空が広がる 今日も、家のなか
タイトル・ジャケット買いだった。 マハさんのを定期的に読むのは、もはや習慣かもしれない。 しばらく経ってから、読んでる学術書が一向に進まないものだから、本棚に積んでおいた未読本の中から引き抜いた。 ほぼ1日で、読み終わった。 なにを思い描いてた…
建設的な考え方をするには、 顔を上げなければならない 音を鳴らさなければならない 泣き喚いたところで、 明日は見えない 悲観主義者はあらゆるチャンスの中に 問題を見出し、 楽観主義者はあらゆる問題の中に チャンスを見出す。 ーウィンストン・チャーチ…
久しぶりに立ち寄ったブックオフで見かけたとき、あーこれ夢枕獏さんなんだぁと驚いた。 私の中では、陰陽師のイメージが強すぎて、現代物を書くとは思わなかったから。 小学生か中学生のとき、テレビで放映された映画版陰陽師が面白くって仕方がなくて、母…
読み終えて、ため息が出てしまうほどの重厚感を覚える作品というのは、なかなか出会うことができない。 途中から、これは史実?フィクション?とわからなくなりながら、最後の著者のあとがきをよんで、これは物語りなんだなぁと落ち着いた。 この本は、随分…
人から「先生」と呼ばれる人は、どんな人だろう。 どうして、そう呼ばれるのだろう。 この作品に描かれているリーチ先生は、まさしく先生と呼ばれるにふさわしい人格者である。 本屋に平積みされていた本作「リーチ先生」が目に入った時、わたしの頭にはちゃ…