2022-04-30 無題 夢をみた とてもかなしい夢だった 二度寝したことを後悔した 大切な人を失う夢だった 悲しくて悲しくて それでも見上げた空が青く 青く 深く青く 雲の厚さは壮観で それでも進むのだと 立ち止まりながら 頭ではわかっている夢だった 図書館のような 本屋のような そんな場所を走り抜け 坂道を駆け降り みんなで必死に探した でも いくら叫んでも 戻らない夢だった 気がつくと一人 登って家族を見つけ まぶたが潤んだ 大切にしよう できるだけ 後悔しない分だけ 夢でさえ 深く 重い