On the way

思いつくまま気の向くまま

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

年度末

春は出会いと別れの季節。 4月始めの日本の慣習は、お米の栽培が由来と昔聞いた覚えがある。 青空に桜が映える。 多くの人が去っていく。 みんなどんな思いで仕事をしているのか、その断片を知ることができた。 「こういう機会に話をすると、もっと話してお…

旅をする木 / 星野道夫

どうしてこの人の文章を読むと、涙が溢れそうになるんだろう。 星野道夫さんという写真家の存在を知ったのは、一昨年の夏だった。 SNSで友人が、没後20年の特別展について「ぜひ行きたい」と載せていて、それを見て1人で特別展に足を運んだ。 そのときの衝…

たくさんの人と出逢う

今まで、読む本は専ら小説ばかりで、随筆や新書は苦手な類だった。 しかし今、ある物事がきっかけで、あらゆることに関心を持つようになり、むしろ新書や随筆ばかり読んでいる。 そのようになってからまだ数冊目だが、小説とはまた違う、奥深さを感じる。 い…

どこにいくのか

職場の飲み会。 とても楽しかった。 最後に上司の言ったことが頭に残る。 自分の人生だけど、人の為に生きるものなんだよ。 私はそれを聞いて考える。 知りたいことは沢山あるし、行きたいところも沢山ある。 でも、生きる場所は常に自分の足が踏みしめる場…

大学とは何か / 吉見 俊哉(ネタバレあり)

今回は主に内容の要約で、感想は少しだけ。 主に本書は大学の歴史とその時代における役割と定義、形態を示してくれる。前半は世界、後半は日本。 まず、大学は中世の都市においてはじまり、建物を持たず、自由に移動できる存在だった。大学は、学生・教師の…

ガンジーの言葉

明日死ぬかのように生きよ。 永遠に生きるかのように学べ。 Live as if you were to die tomorrow. Learn as if you were to live forever. 最近、よく耳にする。 原因は、オリンピック金メダリストの小平奈緒選手の座右の銘らしく、ニュースでしょっちゅう…

人間この未知なるもの / アレキシス・カレル

随分と前に、友人に紹介してもらった本。2017-2018の年末年始の1週間で読破することを決意し、ギリギリ達成できた本。 序章を読んだ瞬間、大いにわくわくした。ここには精神と科学の統合知が詰め込まれているに違いない。そう確信があった。 現代から考える…

蜜蜂と遠雷 / 恩田陸

読書カテゴリー最初の1冊目は、「蜜蜂と遠雷」。 本屋大賞を受賞する前、その装丁と帯裏の文から、どーしても読みたくなって、普段は文庫しか買わないのに、単行本で買って、あっという間に読み終わった本。 ぜひともおススメしたい1冊。 とても良い。抜群に…

はじめに

はじめまして。ハルと申します。 ブログは高校生以来やってこなかったので、結構久しぶりです。 なぜ再びブログを始めようと思ったのかというと、 自分の言葉を外に発信したかったから 周りの目を気にせず、発言をしたかったから です。 facebookもやってい…