かがみの孤城 / 辻村深月
ほんとうはもっとやらなきゃいけないことがあった気がするんだけど、駆け抜けるように読んだ本だった。
偶然、はじめて行った図書館で見つけた、数年前に話題になった本。
いつか読もうと思っていた。
けど勉強があるから今はやめとこうかな、と見つけた瞬間思った。
小さな図書館を一周して、こういうのは出会いだなって思って、手に取った。
ぶっちゃけいうと、最初の方、ありがちな設定だなーと思った。
学校行ってない子が不思議な世界へ。
最後は、仕掛けが次々明かされていく、どんどん扉が開いていくような感覚で、スカッとした。面白かった。
予想が当たった部分もあるけど。
昔くじけたとき(学校は行ってたけど)、実はこんなことがあったけど覚えてないだけで救われてたりして…
そんな気持ちにさせられました。
最後の最後に、はっと、そうだったんだ!と、させられます。
面白いです。