On the way

思いつくまま気の向くまま

終わり方

物語の終わりは、何度読んでも、

それが好き終わり方であるほどに、

ため息なようなひと息が、

お腹の底から出ていくようで。

 

終わってしまう切なさと、

駆け抜けるような長い旅の終わりを、

今一度噛み締めているからでしょう。

 

昨日、課金しまくって読み終わった漫画を、

本日、改めて読んだところです(笑)

 

手のひらにおさまるいくつもの物語は、

長ければ長いほど、

好ければ好いほど、

感慨深さを持って終わりを告げます。

 

常々思うのは、

課金せずにじっくりチャージが溜まってから読むのと、

課金して一気に読んでしまうのと、

どちらがより味わえるのかということ。

普通に考えると前者かもしれませんが、

その時の自身を満たすために後者は有効なご褒美なのです。

そして、あまりにチャージまでの期間が長いと、

物語がわからなくなってしまったり、

こころが離れてしまう時もあるので、

一概にどちらがよいとは言い難い。

 

いずれにせよ、

嗚呼終わってしまった

と思う作品は、

好いということ。

これだけは、確かなのだと思います。