漫画について
ある漫画に、
「天よ 今日を ありがとう」
というセリフがある。
ときどき思い出しては、大きななにかへの感謝を噛みしめる。
昔、手元に持っていた漫画のコラムで、作者がノンフィクションものに弱く(特に野生動物もの)、フィクションは現実には勝てないと思ったことがあったけれど、同業者の先輩から「フィクションだから救ってやれることがある」と言われ、自信になったというか、なにかはっとさせられたことがあったとか、そんなことが書いてあった。
この間の朝ドラでは、漫画家が漫画について熱弁をふっていた。
人は漫画で気分が変わることも、勇気付けられることも、人生を学ぶことも、ある。
現実とは違う世界だからこそ、フィクションだからこそ、救えるなにかがある。
たまに、漫画を読むというと驚かれることがある。読まない印象らしいけれど、そんなことは全くない。むしろ好物。超読む(←素。笑)
「人は鏡だから 笑えば 笑顔が返ってくるのさ」
ときには100の知識を得るよりも、1の真理を手に入れることが大事な気がする。
もちろん、100の知識の先に見えてくる真理もありますが。
漫画のお話でした。