On the way

思いつくまま気の向くまま

銀河鉄道

もし電車に乗って本に夢中になったら、どこに連れて行かれるかわからなくならないだろうか。


当たり前のように決まった線路を進むのに、ときどきそれが別の道に私を運んでいくんじゃないかと錯覚する。


ちゃんといつもの線路を走っているのに、急に線路が夜空に伸びて高い所を走っている気がしてくる。


その間も、そう思いながら私は本を読んでいる。