未来のミライ
先日のテレビ放映を見て。
細田守監督の作品は、サマーウォーズに始まって、とりあえず全てに目は通しているが、これは少し意外だったかもしれない。
随分と穏やかな作品を作ったなぁと。
らしいな、と思ったのは、
あの未来の東京駅のシーンと、
最後、時空をかけるときの表現がサマーウォーズそっくりだったところ。
この作品は、誰もが通ってきた道を、もう一度丁寧に示すことだったんじゃないか。
あのとき、あの場所で、あの決断をしたからこそ、いま目の前の人は、生まれてこなかったかもしれない。
ひとびとは、もしかしたら実は幼い頃、みんなこんな体験をしてるんじゃないか、それをみんな忘れていくんじゃないか、そう思わせられるような、そうであったら素敵だと思う。
ひいおじいちゃん、かっこよかったなぁ。
それにしても、くんちゃん、頭良くない?4歳児ってあれくらいなの??
これがアカデミー賞にノミネートされたのは、そこに見る日本的なものよりも、共通の普遍的なものに共感を生んだからだろうか。
今日の天気は、急に夏らしい。
暑い夏は苦手だけど、このキレイな木漏れ日を見られるなら、悪くない。